スライムの彼氏を探しています

3 彼の家に行ってきました

彼のご実家は、駅から少し離れた場所にある住宅街の一軒家でした。
新築に近いお家です。

震える指でインターホンを押すと、
お父さまが出られました。

何度も挨拶のシミュレーションをしたのに、
実際には
「令士さんがスライムになってしまった彼女のものですが」
などとあやしい日本語で自己紹介してしまいました。