第1章

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"いらっしゃいませ" ドアを開けると、低くて心地の良い声が聞こえてきた。 声の方向に目をやると、店員らしき男性がテーブルを拭きながら応えていた。 "何名さまですか?" 「あ。。1人です。」 "では、こちらの席にどうぞ" 案内された、2人用の席には可愛らしい花が一輪だけ添えてあった。 なんだっけ、この花。。。ガーベラ?だっけな。 丸みを帯びていて可愛い花。 何故か母性を感じる花だ。 それにしても。。あの店員さん、なんか独特な雰囲気の人だったな。 業務的なやりとりしかしてないのに、どうしてそう感じたのだろう。不思議だ。 と、足元に何かいる。 「にゃ」 !?!? ねこ、?
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