__ 03 誕生日

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いつの間にか切れていた通話… そっと玄関のドアを開けると 大「 !!…ち、あきさん…?」 俯いた千晃さんが立っていて呼びかけるとコクンっと頷いた その瞬間 手を引いて自分の腕の中に閉じ込めていた 前にみた夢と同じように、強く強く抱きしめた 夢じゃない…… 千「 …大輝?」 腕の中で俺の名前だけを口にする千晃さんは夢の中の千晃さんと少し似ていた そんなことより、 大「 何かあったのかもって心配になりましたっ …無事でよかった。」 腕の力を緩めると 〝 ふふ 〟っと笑い出す千晃さん そして閉まっていた玄関のドアが開いて… 「 お取り込み中申し訳ねーけど、俺のこと完全に放置しすぎな。」 ひょっこり顔を覗かせた秀太くん !?!?!?
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