__ 03 誕生日

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楽しそうに話す千晃さんは突っ立ったまま俺に手をグイグイっと引っ張られた状態 大「 ん、…座らないんですか?」 千「 手繋いでなくても私逃げないよ?ふふ 」 …んん?……どういうことだ?! あの夢がフラッシュバックして、変に解釈してしまいそうになる自分がいる 気づいたら千晃さんは俺の隣に座っていて ニコニコと笑いながら続きをまた話し出した けど、話が耳を通り抜けていく… さっきの言葉の意味は…? 千「 …ねぇ、聞いてる?」 そんな言葉でバッと横を向くと、少し不貞腐れた千晃さんが俺の袖をグイグイ引っ張っていた 大「 …ごめんなさい、考え事してました。」 千「 お誕生日の日にも仕事の考え事?」 いや、貴女のことですよ… 大「 や、まあ、そうですね… 」 千「 休める時はちゃんと休んでよ…?あ!私ね、大輝のソロ曲好きなの!」 曲のことなのに、いきなり好きって言われて心臓が飛び跳ねる
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