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ふと気づくことがある
千晃さんは手ぶらだ、来た時から
ヒールにつま先を通そうとしている時に
大「 千晃さん、鞄は?」
そんな俺の言葉にこっちに振り返って
千「 ……どうしよう、秀ちゃんの車の中だっ!どうしようお財布も鍵もない… 」
大「 秀太くんに電話しますか?」
千「 いや、ダ、ダメっ……今、秀ちゃん…お取り込み中だからっ!」
ケータイを取り出した手を掴まれて首を勢いよく横に振ってから、力なく俯いて
千「 大輝ごめん。」
大「 よし!買いに行きましょう。ケーキ 」
パッと顔を上げて、え?っと声を漏らす千晃さんに
大「 俺のケーキ選んでください(笑)」
そうニコッと笑えば釣られて千晃さんも笑顔になって
千「 そんなにケーキ食べたいのー?ふふ 」
そう言いながら千晃さんはヒールにつま先を通した
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お久しぶりです(´;ω;`)
亀更新ですがまたよろしくお願いします
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