ベッド

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そこら辺からの記憶が…、全く無いっっ…!! これ、かなりやべー状況なんじゃねーか? 二日酔いでガンガンする頭を押さえながら起き上がると。 ここ、俺の部屋じゃねーし。 「んー。んん…、早起きだなー。昨日あんなに潰れてたから、昼くらいまでは寝てると思ってたよ。」 「あ…、あの、ご迷惑掛けてすみません!!」 俺は二日酔いも忘れて思いっきり、マスターに頭を下げた。 「いやいや、そんな謝られるほどの事はしてないから。」 「いや、でもっ…!」 「そうかい?そんなに気にするならさ、僕と付き合ってよ。」 「っっっ!!! へっ??」 「聞こえなかった? 僕の恋人になって」 「あ、、、あ、はい、分かりました。俺、マスターの恋人になります!」 「ふふ、そんな大きな声出さなくても聞こえてるよ」 マスターが俺を抱き締めて耳元で囁いた。
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