362人が本棚に入れています
本棚に追加
そこら辺からの記憶が…、全く無いっっ…!!
これ、かなりやべー状況なんじゃねーか?
二日酔いでガンガンする頭を押さえながら起き上がると。
ここ、俺の部屋じゃねーし。
「んー。んん…、早起きだなー。昨日あんなに潰れてたから、昼くらいまでは寝てると思ってたよ。」
「あ…、あの、ご迷惑掛けてすみません!!」
俺は二日酔いも忘れて思いっきり、マスターに頭を下げた。
「いやいや、そんな謝られるほどの事はしてないから。」
「いや、でもっ…!」
「そうかい?そんなに気にするならさ、僕と付き合ってよ。」
「っっっ!!! へっ??」
「聞こえなかった? 僕の恋人になって」
「あ、、、あ、はい、分かりました。俺、マスターの恋人になります!」
「ふふ、そんな大きな声出さなくても聞こえてるよ」
マスターが俺を抱き締めて耳元で囁いた。
最初のコメントを投稿しよう!