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（ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!ドスーン!!バリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!ドザー!!ドザー!!ドザー!!）
時は、2018年７月６日の夜９時半頃のことでありました。
この日、６月末頃から断続的に降り続いていた雨がさらに恐ろしい音を立てて激しく降っていました。
ニュースで九州北部から中国四国地方と近畿地方と東海地方一帯に大雨特別警報が発令されていてきわめて危険な状態におちいっていました。
恐ろしい悲劇は、大雨特別警報が発令されたあの日の夜から始まっていました。
場所は、多度津の中心部にあります桃陵公園にて…
町内にありますフツー（……と言うより三流以下の）私立高校に通う松ヶ花直人（まつがはななおと・18歳だが高1のまま）がフラフラと立ち寄っていました。
直人は、学校から『午後以降に列車の運行が止まるので早いうちに帰宅してください。』と言われているのにかかわらず、学校休みになるからとかんちがいをして友人たち６人と一緒に丸亀市内に遊びに行っていました。
夜８時半頃に、直人は友人たちと別れて帰宅をしようとしていましたが、予讃線が多度津以西の区間で運転見合わせになってしまったと言うことを聞いたので、途方に暮れていました。
そして、直人はフラフラとした足取りで桃陵公園にやってきたと言うことでありました。
どうしよう…
帰ることができなくなってしまったみたいだ…
今夜は…
野宿になってしまうのか…
直人は、このあとものすごく恐ろしい事件現場を目撃してしまうのでありました。
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