水のないプール

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さて、その頃でありました。 ところ変わりまして、観音寺市室本町にあります直人の家にて… 家の居間には、直人の義母・奈美(31歳)と義妹(いもうと)・多香子(14歳・中3)と1歳3ヶ月の末の義妹と祖父の鹿之助(78歳)がいまして、テレビのニュース番組を心配そうな表情でながめていました。 直人の義父・ひさと(56歳)は、この時間は箕浦の工業団地にあります工場で豪雨災害の対応をしていたので、しばらくの間は帰ることができなくなっていました。 テレビの画面に映っているNHKの女性アナウンサーがものすごく怒った声で大雨特別警報が発令されたので最大級の警戒を続けてくださいと伝えていました。 そんな中で、鹿之助はものすごく心配そうな声で奈美にこう言うていました。 「奈美さん。」 「義父さま。」 「直人はまだ帰ってこないのか?」 「ええ…」 「午後から列車の運転が止まると言う知らせを聞いていないので…かんちがいをしてどこかへ遊びに行ったのではないのか?」 この時、鹿之助がウズウズとした気持ちになっていました。 鹿之助は、奈美が着ている白のTシャツから透けて映っているMカップのふくよかすぎる乳房を包んでいる組み合わせビキニのネイビーのブラジャーをみて激しくコーフンしていました。 奈美は『義父さま…欲求不満がたまっているのね…義母さまを亡くしたことが今でもせつないのね…』と想っていましたが、近くに多香子と末の義妹がいるのでなんとかしないとと想っていたので、多香子に言いました。
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