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(ピューッ…ポトッ…)
その時でありました。
直人のあしもとにぐにゃりと折れ曲がっている白の布地がおちてきたのを目の当たりにしたので、より激しいドキドキに襲われていました。
白銀のフラワーレースのショーツ…
うっ…
ウソやろ…
まっ…
マジかよ…
こ、こ、こ、こ、こ、こ、こ…
この近くで…
レイプ…
ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど…
どうしよう…
直人はこの時、どちらかと言うと恐怖の方が強くなっていた(ウソつけ…)のでありました。
一刻でも早く出口を探さないと…
大急ぎで逃げないと…
直人の気持ちが大パニックにおちいっていた時でありました。
「やめてやめてやめてー!!やめてー!!」
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
続いて、布地が思い切り破れる音が聞こえて来たので、直人の心の中により激しいセンリツが走っていました。
うっ…
ウソやろ…
ウソやろ…
どうしよう…
早く出口をみつけないと…
直人は、手遅れにならないうちに出口をみつけないとと想っていましたが、身体がなかなか動かないのでどうすればいいのか分からずにコンワクしていました。
「イヤァァァァァァァァァァァァァ!!赤ちゃんに与える大切なおっぱいなのよ…赤ちゃんに与える大切なおっぱいだからやめてー!!」
(ブチッ!!)
続いて、金具が思い切り壊れた音が聞こえたので直人はさらなる恐怖におびえていました。(ホンマなんか?)
そしてまた次の瞬間…
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