廃ビルの屋上

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四階に上がった時、後ろから短い悲鳴が聞こえた。 悲鳴をあげたのは結衣だった。 「どした?」 俺が尋ねると、結衣は慌てて首を降り「何でもない」と苦笑いをした。 しかし、結衣は屋上に上がるまでの間、ずっと右足を気にしている様子だった。
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