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あらすじ
高校2年の夏、暑さで勉強も身が入らない季節。
主人公は朝から、やる気なく、教室を睥睨する。
その心はとても荒んでいた。
(朝から、どいつも、騒がしい……)
もっとも、その理由は暑さと。
彼の友人が休んでいる事が影響している。
普段は彼も、周囲と同じように会話をしているのだ。
いつもの会話相手が居ない彼は、未来について考えている。
『将来を考えて』
オトナはそう教える、彼はこう考える。
――何を目指せって言うんだ――
ざわざわと、騒がしかった教室が、静かになっている。
転校生が来る。
そこで彼と、彼女は出会った。
彼の価値観が全て吹き飛んで、新しいモノに変わっていく
今まで、『恋愛』を知らなかった彼は
彼女と出会い、その感情を知りたいと願った。
これは、オトナに振り回された、彼らの、恋を知る物語。
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