プロローグ

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今年もまた夏が当たり前のようにやってくる。。 異常気象等と言われ、外で駆け回る事ももうすぐ出来なくなってしまうのではないだろうか。 今の子供達にも、ひと夏の思い出という物を作ってほしいと思う。 子供の時の夏休みは、キラキラしているのにどこか儚さを感じるのは私が大人になってしまったからだろうか。 今年、三十路を迎えた私にもひと夏の思い出というものが存在する。 それは今でも、時々胸の中で微熱を帯びて あの時の思い出が一つ一つハッキリと思い出されるくらいで… だからこそ私は知りたい。 あの時、君は何を言いかけたの? どうしてあんなことをしたの? どうして最後に私の名前を呼んだの?
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