1章 あの日僕らは出会った

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早朝、今日も駄菓子屋に行くと美琴はいた。 「やあ。カズ、約束通りアイスを奢ってあげよう」 二つに分けられるアイスで2人で分けて食べた。タケちゃんとミズキを待っている間美琴と少し話していた。 「今日は何するの」 「昨日仕掛けた罠に虫がいるか見に行くんだよ」 「いいな。私も行きたい!」 「僕はいいけど…」 あの2人はなんて言うかな。 「でも森の中で虫とかいっぱいいるよ」 「平気だって、そのために今日は長ズボン履いて来たんだから」 最初からついて行く気満々だな。 タケちゃんとミズキにも言わないとな。 「あっ、タケちゃん!ミズキ!美琴も行きたいって」 「別にいいよ」 「やったー!」 そんなこんなで美琴も一緒に行くことになった。
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