生きてりゃ毎日明日は来る!

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「昨日からすれば今日は明日。明日からすれば明後日は明日。生きてりゃ毎日明日は来るんだよ!」 「いや、私の誕生日の明日は6月22日しかないよ」 「てへ、ごめんちょ。仕方ないから先にプレゼントをあげるよ」 笑って誤魔化すミズキンダがごそごそと取り出したのは50センチくらいの包装された袋。 文句を言いながらにやけ、中身を見て固まるサラメンコ。 「……ミズキンダさん?」 「なんだね、サラメンコくん」 「なんですかこれ?」 「ん?見て解らんかね?ケーキだよ」 「いや、確かにケーキだけど……何故オムツ?」 そう、中身はオムツケーキでしたー。 「は?6月21日。つまり語呂合わせでムーニィ、はかせるオムツの日でしょうが!」 「……おかしいな、確か私の記憶だと夏至。一年で一番日が長い日のはずだよ」 「ワテ知らねーな。」 そしてポケットをごそごそして更に何かを差し出すミズキンダ。 「あ、絹のぱんちゅが欲しいって言ってたからこんなのも用意してみた」 「わー、ありが……なんですかこれ?」 中身を見て再び固まるサラメンコ。 「ワテが折り紙で作ったイチゴのぱんちゅ」 「絹じゃないやん!ゴワゴワではけるか!絹で作れ!」 「あはは」 「あははちゃうわ!」 「まあまあ、ランチの用意してくるからこれでもつまんでて」 ぷんすこサラメンコに気にしないミズキンダ。 「……え、なにこれ?」 「ハムスタークッキー」 今からご飯だと言うのにクッキーを出してキッチンへ向かいました。
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