第2章 慰めてくれたのはクールな男性?

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少し落ち着き涙も止まった所で私は今が昼休みだと言う事に気付いて私は急いで部署に戻った。 ハンカチ洗って明日返そう・・・。 そう思い私は小走りで廊下を歩いた。 《次の日》 私は会社に行って直ぐに友達に聞いてみた。 「ねぇ、人を探してるんだけど・・・」 「どんな人?」 「えっと・・・茶髪で眼鏡を掛けていて黒いスーツを着ている人なんだけど、やっぱり分からない?」 「茶髪で眼鏡の人・・・・・・ってまさか!」 驚いたように目を見張る友達は、どうやら昨日の男性を知っているようだが言うかどうかを迷っているようだ。 どこの部署の人なんだろう?それに、何で言いづらそうなの? そして、友達を意を決した様に口を開いた。 「多分なんだけど・・・それって、御剣さんじゃないかな?」 「御剣さん?」 「うん。仕事が出来るのに昇進しない事で有名な男性でそれだけじゃ無くて、あまり人と話さない人なんだって」 あんなに優しいのに? 私は友達から聞いた男性は違う人なんじゃと思ったが確認してみようと私は友達から聞いた部署へと足を運んだ。 もし、そうだったらハンカチ返さないと・・・お礼も言わないとね。
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