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魔女
ーーしばらくして同い年くらいの魔女(見習い)がやって来た。
電話で話していた、珠里と言う少女らしい。
ここまで来ると忠も余裕が出てきて会話を試みた。
「もしかして君達、風月院学園の魔女なのか?」
手持ちの傷薬や包帯を持ってやって来た珠里は、
「私はそうよ、日和は違うけどね。」
「え…でも、あの力、神聖系の…」
「それ、デカイ声で言っちゃ駄目だ。日和にはそれしかないし、あんた、花鳥院学園の夜間科の生徒だろ?日和の能力と相性が悪い。悪魔?」
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