114人が本棚に入れています
本棚に追加
好き…だったのかな?
だけど、素直じゃないあたしは
帝くんに意地悪して振り向かせようとした…
それならなんとか納得が行くわね
あたしは高校に通っていた時から
一人暮らしでアパート1階の角部屋で暮らしてる…
携帯を鞄に入れたあたしは
自宅に帰って、荷物を玄関で下ろす
なんか、疲れたなぁ…
あたしはベッドにダイブして目を閉じた…
{翌日}
あ、昨日…あのまま寝ちゃったんだ…
あたしはベッドから起き上がって
朝ごはんを簡単に済ませる
大学の近くのアパートに引っ越したから
徒歩でいける場所なのよね…
とりあえず、着替えないと
あたしは白いワンピースに着替えて
細いベルトでウェストを細く見せるようにして
教科書とノートが入った斜めがけ鞄を肩にかける…
{数分後}
大学の下駄箱で靴を上履きに履き替え
顔をあげると帝くんと目が合った…!
あたし
「お、おはよう…帝くん」
帝くんは真顔でこちらに視線を向ける
日吉 帝
「おはよう、棘…」
帝くんはあたしより
すっかり大きくなっちゃって
小学生、中学生の頃はあたしの方が
背…高かったのに…
帝くんは上履きに履き替えて
教室に向かって歩いていってしまった。
最初のコメントを投稿しよう!