第2章{意地悪したくなる女の子}

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好き…だったのかな? だけど、素直じゃないあたしは 帝くんに意地悪して振り向かせようとした… それならなんとか納得が行くわね あたしは高校に通っていた時から 一人暮らしでアパート1階の角部屋で暮らしてる… 携帯を鞄に入れたあたしは 自宅に帰って、荷物を玄関で下ろす なんか、疲れたなぁ… あたしはベッドにダイブして目を閉じた… {翌日} あ、昨日…あのまま寝ちゃったんだ… あたしはベッドから起き上がって 朝ごはんを簡単に済ませる 大学の近くのアパートに引っ越したから 徒歩でいける場所なのよね… とりあえず、着替えないと あたしは白いワンピースに着替えて 細いベルトでウェストを細く見せるようにして 教科書とノートが入った斜めがけ鞄を肩にかける… {数分後} 大学の下駄箱で靴を上履きに履き替え 顔をあげると帝くんと目が合った…! あたし 「お、おはよう…帝くん」 帝くんは真顔でこちらに視線を向ける 日吉 帝 「おはよう、棘…」 帝くんはあたしより すっかり大きくなっちゃって 小学生、中学生の頃はあたしの方が 背…高かったのに… 帝くんは上履きに履き替えて 教室に向かって歩いていってしまった。
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