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…私は、間違っていた。だから、夢なんて叶わないと思ってた…そう、あの日から全てが狂い始めた。あの人と交わさなければ、こうはならなかった。……あなたは今から語われる真実に何を願いますか?。
ある日の早朝、私の名は『ルヴァン』最強の氷魔道士を目指し日々こうして鍛錬していた。師範代は三剣聖の1人【氷剣姫コルセア】から教わっている。この日は、待ちに待った奥義の修得についてだ。心のときめきは計り知れないほど高まっていた。まずは魔力と自身をシンクロさせ、一体となったところで
奥義を唱えるというところからだ。
ル『…正直言って、不安なんですよ。』
コ『急に何言うと思いきや…。どうしたのよ!やると言ったからにはやらないと許さないわよ!。』
ル『そんなのは百も承知の上です。なんといいますか、自信か生まれた恐怖のような感覚みたいな感じです。』
コ『ルヴァン。』
ル『コルセア様は何で魔道士になったのですか?』
コ『それは、何らかの目的を担い三剣聖になったとでも?』
ル『いえ、そのようなことではなく…その…
あの…』
コ『落ち着いて私に話してみて。』
ル『…では、お言葉に甘えていただきます。コルセア様、最強って怖くないですか?』
コ『…。』
ル『…やっぱり……そう…ですよね……。』
コ『いいえっていえば嘘だけど私にだってそうゆう時もあるわよ?ただ、本当はそんな弱くないって肯定にした。言っちゃえば痩せ我慢よ…情けないわよ。私ごときでも…
でも、ルヴァン!私は改めて三剣聖の誇りをアグニから熱くそして、優しく心にひろがった。だから、その心は私の命でもあるの。だからルヴァン。自分を信じるのよ!今は、今だけは
自分の思うままやってみなさい?さぁ。』
ル『(…やっぱり、そうだよね…所詮…)…はい。精一杯頑張ってみます。』
コ『(やはり何か彼女、企んでるわね…微かに邪心の気配が感じる…。)』
私はその場で、ありったけの魔力を使い奥義をやってみた。
魔力が発する熱が皮膚にかすりながら莫大な風や反動が一気に襲う。…これが……奥義……ぅ…うぅ…っ(バタッ
コ『ルヴァン!しっかりして!今救援t…!?っ。この紋章!!?……。』
コ『あ、あぁ…………。ルヴァン……。』
ーあなたはルヴァンじゃない!!あなたはっ!?…ーーーーー
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