異音

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異音のしたカラオケボックスは、自分の最寄りのお店で、一人でもよく行くし、何かがあったという噂も聞いたことがありません。 あの異音は何だったのか、どうして自分たちがひとりになった瞬間を狙うように鳴ったのか。何もわからないままです。 フィクションの映画とはいえ笑いながらそういったものを扱った我々に対しての、何か見えない存在からのアプローチだったのかなと、個人的には思っています。 それが怖がらせてやろうという軽いいたずらなのか、怒っているぞという警告なのかはわかりませんが、稲川御大もよく仰っているように、あまり茶化しながら霊的なモノを扱うのは、良くないのかもしれませんね。 以上が、つい先日私が体験した奇妙な出来事です。 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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