序 「日本の沈んだ日」

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熊谷工業の主催する人型フレーム見本市の二日目が開催されていた。 《人型フレーム》とは、 全長8メートル程度に水準を置かれたロボット兵器の総称である。ここ日本帝国に置ける主力兵器になっている。 そんな人型フレームの見本市では試作機体やら量産性に優れた鉄の巨人が数多く並べられていた。 二日目は一般企業や、個人での入場が可能となっており、大凡の商談は1日目に消化されている。日本帝国と条約を結ぶアジア連盟の重鎮達は既にこの熊谷本社には居なかった。 会場内でフレーム体験ブースや、コックピットを再現されたシミュレートブースなど数多く設置されいる。
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