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彼女が言っていたように家の近くにはお城のような遊具のある公園があり、いい目印となった。
インターフォンを押す手が震える。それでも勇気を出し押す。
ピンポーン
「はーい?や、柳さん!?どうしたの制服のままだよ?いやいやそうじゃない!中に入って!」
「おじゃま・・します」
彼女の部屋は二階にありとても女の子らしい可愛い部屋だった。シンプルな私の部屋とは全く異なる。
「紅茶どうぞー。それで、その、どうしたの?」
小さなテーブルにあのメモを出した。
「さっき見たら、会いたくなった。桃山さんなら・・・話、聞いて・・・聞いてくれそうで」
「そんなのもちろん聞くよ!」
そして私は話し始めた。
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