夏がくる

2/2
前へ
/8ページ
次へ
フェリーにバイクを積み、1番安い二等室に向かった。同じような格好をしたバイカーたちがいる。しかし、どこか楽しそうで、オレとは違う気がした。 夏がくる。オレにも夏がくる。これまでの暮らしから抜け出し、新しい一歩を踏み出す。夏はオレの背中を押してくれた。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加