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序文・世界概略
魔力が循環することで均衡が保たれている世界、コスモシア。それを統べる一強王国・ジークエアーデの各地で、ある日を境に突如地中から怪しく輝く水晶『魔晶華』が出現した。周囲の魔力を吸い、また魔物を呼ぶ性質から、各地で土地が痩せたり魔物に襲われる被害が頻発した。
古の伝承に寄れば、それはやがて「大いなる悪しき存在」を呼び、世を暗黒に包む前兆とあるという。
事態を鑑みた王国は、首都に籍を置く自治組織「カンパニー」に魔晶華の調査及び被害の対策を命じ、世界からの根絶を図った。世界の抱える危機の萌芽に立ち向かう個性豊かな、王国首都ツェントルムの「カンパニー」本部に配属された構成員たちの行く末と、「大いなる悪しき存在」の正体とは、果たして。
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