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やっぱり、早く修繕を終わらせないとなーと佑は思う。宗二郎の体の負担を考えると、夜中に車で帰らせるのはたとえ7分でも心配だ。
「今日は送って行く」
「おまえいつも終わったら爆睡だろーが」
「今日は頑張って起きとく」
「頑張らなきゃ起きとけないならいい。それに夏場は休み無しなんだから、爆睡して貰わないとこっちが心配で堪らん」
本業も副業も自然が相手の佑を思うと、本当はあとひと月我慢すべきだった。でも、どうしても会いたかったのは自分。顔を見て声が聞けるだけで幸せだと佑は言ってくれるのに、抱いて欲しいのも自分。それでも泊まるのが嫌なのも自分。宗二郎は己の我儘さにうんざりする。それでも佑が欲しい。今すぐ欲しい。
「ダウンタウンは?」
「殺すぞ」
佑はやっぱりへらっと笑ってテレビを消した。
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