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羽根
言葉の色や形で僕ら人間は
愛や気持ちや、憎しみや、痛みを
表現して心の中を
ぐちゃぐちゃに混ぜる
ガラスに映る君の顔、変顔で
戯けてみせる
声を身体をたくさん震わせて
笑い合う校舎の赤、夕日の匂い
遠くなる、意識とフラッシュバック
今なら翔べるだろうか
屋上のフェンスの向こう
指をかけた、でもやめた
だってまだ見たことない景色、広がるから
現在(いま)はまだ小さな体で
一人では難しい
透明を白って答えるように
夢はまだ小さくて
追いかけることしか出来ないから
羽根を育てるよ、僕と君とみんなで
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