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「肩幅が広いのは図々しさの証なり。消え失せろ!」
魔法使いがそう言って呪文を唱えようとした瞬間、侍の肩のバズーカから主婦の5番目の子供が飛び出してきて、そのまま魔法使いの老人に体当たりをくらわせた。
魔法使いの老人は、呪文を唱える暇もなく吹っ飛んで国立駅で降ろされてしまった。
「私の5番目の息子はどこにでも忍び込める忍者だ!侍さん、あんたの肩のバズーカに忍ばせてもらったよ」
主婦は、そう言って5番目の息子とハイタッチする。
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