愛おしすぎて

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「 ………ふ…ッ………ハァ、…んっ、 ……………宏実…さん?」 息継ぎもさせない激しいキスをしてたら 莉那(りな)が起きてしまったようだ。 お酒のせいで目元が赤い。 蕩けた瞳で、覆い被さる私を見上げる莉那。 少し開いたままの赤い唇は濡れている。 さっきまでのキスの余韻で息が上がったままだ。 「 おはよー、莉那」 私は彼女に微笑みかけた。 寝起きでまだ事態を飲み込めてない莉那。 構わず、もう一度キスを落とす。
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