愛おしすぎて

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それだけ彼女の事が愛おしくて、大好きで。 好き過ぎて、大切にしたいと思うあまり 彼女の期待に反して、逃げてばかりいた。 そんな私に、追い討ちをかけるように 莉那は言った。 「 …………我慢、しないでください」 熱っぽい瞳で見つめられ、クラっとする。 どうしよう。 目眩がするほどに愛おしくて、可愛すぎて…… 莉那の言葉や表情ひとつで 理性なんて簡単に吹き飛ばされてしまう。 気付いたら、床に押し倒していた。
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