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柔らかい頬にキスしながら、耳たぶを指でこねる。
取れてしまわないか心配になる程に
莉那の耳は真っ赤で、熱い。
そこに口付けると、彼女の体が強ばった。
左手で頭を優しく撫でてやると、
肩から少し力が抜ける。
「 …あっ、……んっ…ふ」
綺麗な形をした耳に舌を当てると、
莉那が小さく声をあげた。
途端に口元を両手で抑える彼女。
大きな瞳を固く閉じて
必死で声を出さないようにしている。
もっと声が聞きたい。
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