愛おしすぎて~後編~

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「 じゃ、脱がせるね」 「 ぁ、」 宏実さんは、私のジーンズに手を掛け、 返事も待たずに、容赦なく足から引き抜いた。 あっという間に脱がされていくジーンズ。 私は今更ながら、激しく後悔した。 普段からメンズのダボッとしたものを 履いているからだ。 別に男らしくしたいとか思ってないけれど、 レディースのジーンズはパツパツしてて 張り付くような感じが、個人的に好きじゃない。 そういえば、宏実さんはいつも タイトなジーンズを履いている。 だから綺麗な足のラインが際立ってて、 特に太腿がすごくセクシーだ。 仕事中でも、彼女の後ろ姿を見つける度に、 いつも無意識に目で追ってしまう。 そんな事を考えているなんて 絶対に、本人には言えないけれど。
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