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2の巻
ミヨは、女心がくすぐって、
どうしても、【美少女クラブ ローストコンバゼーション】なるものに行ってみたかったのである。
他パーティーを宿屋に残し。
クエストをこなすのだとごまかし。
「どうしてどうして」
と喚(わめ)く、二人を無視して敢(あ)えて振り向かず、森を抜け、
ここまで来た。
途中、道端で、なぜか千両箱を拾った。
この話の都合の為ならありがたい。
ミヨは、ありがたく千両箱をくすねた。
悪い奴だ。ミヨは。
それはさておき。
よし!
これで豪遊出来るぞ。
ようやく辿(たど)り着いたその場所は・・・・・・、
まさに、見た事ない別世界。
まさにパ・ラ・ダ・イ・スだった。
(おわり)
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