愛おしすぎて～７～

愛おしすぎて

「 ……あっ、んぅっ！……ふ」

股の付け根に舌が這うのを感じて
ビクッと体が跳ねた。

………ヤバ、声出ちゃう！
咄嗟に両手で口を押さえる。

声を抑えようとしても、
宏実さんに触れられるだけで
ゾクゾクとした快感が走る。

……我慢、できない。

「 ………ｯ、やっ、ぁ……」

蕾のすぐ上、茂みの辺りを
指先でふわっと撫でられ、
くぐもった声が、指の隙間から漏れた。