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「…各騎士団長を、太陽の間に集めておけ。平服で構わない。また、先に胡蝶兵団のヨハンソンをこれに」
クリムゾンはほとんど迷わずに言った
「かしこまりました」
頭を下げて去るギルバートを見送り、呼鈴を鳴らす
「ケイ、衣装を改める。そうだな…あの、第三略式の、金糸のサシュと、揃いの王家の輪を。それ以外は簡素なものでまとめてくれ。ミト、髪はきつめにまとめて欲しい。それから熱いハナ茶を」
小姓頭のケイに指示を出して椅子に腰掛けると、ミトがブラシとリボンを持ってやってきた
起こされた当番以外の小姓たちも、慌ただしくランプに火を入れ、窓を開けて空気を入れ替え、乱れた寝具を整えていく
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