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「ところで、優さまってのは落ち着かないから、優くんって呼んでよ」
「はい、優くん……」
突然ナアマさんが口づけをしてきた。甘い香りがたまらない。
「これから死ぬまでよろしくね。浮気したら承知しないんだから」
「もちろんです。こちらこそよろしく」
初めての彼女がサキュバスになってしまったけど、今の僕にはそんなことは気にならなかった。
「(バカだけど見どころのありそうな男だな。この男が主人なら大丈夫だろう)」
「だからバカっていうなよ!」
「ふふっ、ムキになっちゃってかわいいわね」
ともに笑顔になって、僕とナアマさんは幸せへの道を歩き始めたのでした。
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