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澄鈴の家を後にした海翔はそのまま自宅に向かって歩いていた。
「なんか、夢みたいだな」と呟く。(そういやあの夢の声については話してなかったな)
「まー次会うときにでも話すか」
いつの間にかアパートの前について、そのまま部屋に入るなりベッドに倒れこみ眠りについた。
それから数日後、今日は朝から雨が降っていた。
「こーゆうときってくるんだよな~頭痛と声が」
大学に行く準備をしながら、憂鬱な気分になっていた海翔。
「ピンポーン」とチャイムの音がなる。
「誰だ?新聞とかセールスか?」といいつつ玄関を開けると、「おはようー海翔!」と見覚えのある笑顔する女の子がいた。
「ひ、、澄鈴!?なんでここに?つかなんで家知ってるんだ?」と驚きを隠せない海翔。
「えっとーなんちゅうか、店長に聞いてみたら教えてくれたの笑。レポートの用紙とか頼まれててーって適当に理由つけたらあっさり教えてくれたよ?」
(おい、おれの個人情報どこいった)と呆れる海翔だった。
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