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「ったく!あの店長はそーゆうとこ案外適当だよな」とちょっと怒り気味の海翔。
「まーまー笑。あれはあれでいい店長じゃん?気にしたら負けだよ」と海翔をなだめる澄鈴。
「とりあえず玄関じゃあれだし、中にどうぞ。なんもないけどな」と中に案内する。
「おじゃましまーす!」と元気よく言いながら中に入る。
(ちょっと子供っぽいとこもあるのかな?)と思いつつ、ウーロン茶を用意し澄鈴に渡す。
「あ、ありがとう!なんか緊張してて喉乾いちゃって」とすぐに飲み始める澄鈴。
「ビックリさせておきながら本人は緊張してんのかよ笑」と笑いながら澄鈴を見る。
「うるさいなー。だって男の人の家初めてなんだもん」
「まー俺も人のこと言えないし、、悪かったよ笑ったりして。それで?わざわざ来た用はなんなの?」
と改めて本題に入る海翔。
スッと真顔になり真剣に話し始める。
「あのね、頭痛と声についてなんだけど。多分今日みたいに朝から雨が降ったり、気圧が急に変わったりするときに起きると思うの。偏頭痛ってそうゆう条件の時に来ることが多いみたいなんだよね」と話す澄鈴。
「確かにその時に起きることが多い気がするな。となると、今日いつになるか分からないが頭痛と声が来るかもしれないな」
まだ確証を得てなかったため断言はしなかった海翔。
「海翔も感じてたんだね」
「まーこう何回もくれば気づいてくるしな」
とウーロン茶を飲みながら二人は話す。
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