ACT03.悪い女

8/11
前へ
/509ページ
次へ
  「サービス悪いと、失敗するかも? トワレの銘柄間違えて買ったらどうしようか。アマゾンの庭だっけ?」  男がニヤニヤ笑った。 「・・・・好きにすれば」  言った途端、ベッドに押し倒された。 「悪い女」 「いいでしょ、別に」 「仲良しのお友達の、旦那を狙って奪(と)ろうとするなんて」 「仲良しのお友達なんて、思ったこと無いけど。向こうが勝手に思っているだけよ。彼女は、私の一番嫌いなタイプの女だし」 「それはまた・・・・」男が笑った。「クレイジーだ」 「お喋りするだけなら帰ってくれない? もう寝たいし」 「寝れるものなら」  男が奈々にのしかかってきた。簡単に解けるショーツのリボン紐を引っ張って脱がせ、そのまま彼女を激しく貫いた。  さっき性行為をしたばかりだから奈々の秘所は十分潤っていて、前戯が無くても男をすんなり受け入れられた。腰を振られると、すぐに快楽が押し寄せた。  先程まで無表情だった奈々も、男に与えられた快楽に歓喜の悲鳴を上げる。
/509ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4038人が本棚に入れています
本棚に追加