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ガネーシャ
アスラの部下にして、王国一の武勇を誇る6歳女児。象を模したフードブルゾンを身につけ、巨大なロボット兵器を片手でぶん投げる怪力の持ち主。
まだ幼いため難しいことはよく分からないが、頭の回転が早く洞察力に優れるため、鋭い指摘を端的に発したりするため、周囲の大人たちを驚かせることもしばしば。愛嬌がよくアスラからは「10年もすれば国で一番のベッピンになる」と褒められており、それを聞いたカルラから大人気ない嫉妬を受けることもあるが、当の本人は彼女を誰よりも慕っている。
人知を超えた怪力を誇るガジャ族の出身で、その力の源はフードブルゾンにあるが、これを脱いだところで非力になるわけではなく、多少のパワーダウンと引き換えにとてつもなく俊敏な動きが可能となるため、かえって手がつけられなくなる。
当初彼方は、アスラ一派にこんな子どもがいることに驚き、また戦いに巻き込むことについて憤ってさえいたが、その戦いぶりを目の当たりにして以降は武芸の師匠と敬っている。
辺境の村に村長をつとめる両親がおり、旅の途中で再会した折には、感極まって抱きついて泣きじゃくるなど、年相応の幼さを垣間見せることもある。
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