5人が本棚に入れています
本棚に追加
ついに彼女は山頂を◯◯で咥え込む。全身の骨が蕩けるほどの快感が頭から指先まで貫いて、彼女は堪えきれず歓喜の声を上げた。その声が彼を刺激し、限界まで伸長した◯◯棒を執拗に振り乱す。彼女は顔に恍惚を浮かべながら、もう一口もう一口と◯◯を忙しなく上下させて貪欲に味わう。
彼も我慢できずに、目の前のふっくらと豊かに膨らんだ◯◯に手を伸ばした。ぐっと押し込んで柔らかさを確かめたり、元の形に戻ろうとささやかに反発する弾力を楽しんだりしてから、優しく口に含む。口の中で丹念に転がし、舌で突き回し、そっと噛む。微かに乳のような甘く懐かしい匂いが鼻を抜けた気がした――
「お待たせ致しました。和牛100%プレミアムハンバーグステーキとライスです」
ペンを持ったまま、背を伸ばし、真っ直ぐ虚空の一点を見つめて妄想に耽っていた私の思考は、そこで中断された。お待ちかねの対面である。
熱せられた鉄板の上で全身から肉汁を滴らせ、ジュワジュワと声を上げる彼女の名は和牛100%プレミアムハンバーグステーキ。私と彼女の、燃えるように熱い一夜限りの関係が今始まった。
その肉体にいきなりかぶりつくような真似は無粋だ。まず一口の水を含み、喉と唇を湿らせる。
最初のコメントを投稿しよう!