事実は小説よりも怪談なり。タイのピー

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像の絵の描かれた飾りやらを 飾ったが あの サラタイ人形は 飾った記憶がないわけで。 と言うか その存在自体 20年忘れていたと言うのがおかしいと思うのだが。 さて その後 いろいろな災いが訪れました 退院あともいろいろ細かな 悪いことばかり続き さらに 鬱病を発症して 家で養生 することになりましたね そうそう あの手首に巻いた糸 ナツの裏切りを知ってから 切って捨てましたが さて 父も 体調復活した頃 両親が私を心配して 巣鴨のマンション泊まりに来たのですが その前に 近くの 両親が信心するお寺と同系列のお寺へ三人でお詣りしてきたんですよね そしてマンションへ戻った時でした 扉開けた途端 中から 突風が 吹き出してきて 黒い風(黒く感じられた)が 外へ飛び出したんです そしたら 部屋が なにか 明るく感じられたんですよね さて その後ですが 実は すぐに 巣鴨駅で 運命的な出逢いが あり 短期間で 結婚することに なったのだが いまから 考えると あのサラタイ人形 どこにいっちゃったのでしょうかね? しかも20年も 記憶から消えていたり さらに あの時 部屋から 飛び出した黒い風は タイのピー(おばけ)だったのでしょうかね? いまだに わからないことばかりありますね まあ これが 私の体験した タイのピー(おばけ)が関係したと思われる実話怪談ですね 完
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