黒いドレッサー

12/14
前へ
/14ページ
次へ
ふと鏡の下にある引き出しが、少し開いている事に気付いた。 さっきの衝撃で、引き出しが動いたのだろうか。 少し開いた引き出しを引っ張ると、そこには小さな鍵が入っていた。 前に見た時は、何も入っていなかったはずなのに。 俺は小さな鍵を手に取った。 そして、鍵がかかった引き出しの鍵穴に、小さな鍵を差しこんだ。 小さな鍵はぴったりとはまった。 一体、何が入っているのか。 不安にかられながらも鍵を回すと、ロックが外れる音がした。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加