黒いドレッサー

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その夜の事。 別の部屋でデータ入力をしていた俺は、仕事が終わり帰ろうとした。 社長に挨拶を済ませると、野田がまだ倉庫で作業をしているから上がるように伝えてくれと頼まれ、俺は倉庫に向かった。 倉庫では、野田が分別作業をしているはずだ。 「おーい、野田。そろそろ」 言いかけた言葉を、俺は飲み込んだ。
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