第1章 想像

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ある日突然、空が割れた 割れ目からは、この世ものとは、思えない生き物や 死んだはずの人間、動物などが溢れ出てきた 近くの町を壊滅させ、人を殺し続けた 奴らの中には、理性を持った者もいる 今や地球の半分が壊滅的状況になっていた・・・ ーーーーーーーーーーーーー 「う、うーん」 俺は、ベッドの上で目を覚ました 外の太陽の光がカーテンの隙間からもれていた 今日は、高校の入学式 と、言っても普通の高校では、ない 対魔専用の学校だ あの空の割れ目から出てきた魔物を全て排除するのが目的になっている なぜ、その学校にしたかというと身を守れるようにしたいから 死にたくないしな 「えーと、何持ってけばいいんだっけ?」 そんな事を言いながらカバンに学校の行く準備をしていた。 準備が終わると朝ごはんを食べてから玄関を出て学校に向かった 住宅街を抜けると大通りに出た 大通りには、ビルが建っている。他にもカフェや喫茶店、服屋など色々な店が並んでいる 大通りを少し歩くとバス停があった その周りには、同じ制服を着た人達がいた どうやら、バスで学校で行くようになっているようだ 俺は、バスに乗り学校に向かった (あー疲れるわ~、入学式って、長いんだよな) ピー!!ガチャン!! バスが止まったのは、学校の前だった バスから制服を着た人が降りて行く 窓を見ると、他のバスもあった 俺も降りなくちゃな バスを降りると思わず声が出た 「えぇ・・・でか」 学校の大きさは、高さ500mくらいで横幅もかなり大きかった 校門に行くと入学式と書かれた看板が置いてあった 看板を見ると少し緊張した 「よし、行くか」 同じ色のバッジを付けた人が同じ学年だ 同じ色の人について行くか ついて行くと会場があった 「刈左 並木、刈左 並木、あった!」 自分の名前が書かれた椅子に座り少し待っていると 入学式が始まった 校長の話があり、説明がありと色々な話をされた最後に1年生代表の人の話になった 「1年生代表 空島 小夜」 「はい」 代表は、女子なのか 一年生代表がステージに上がりマイクを持った 「こんにちは、一年生代表の空島 小夜です。 この度は、ここにいる人全員が入学できた事を心からお祝いします。この学校に入った理由が様々な人は、いますがこれから三年間皆さんで頑張って行きましょう!」
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