第1章 想像

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やっと終わった 流石、代表の奴だな、あんなにしっかりと出来ているとは、戦闘も強いんだろう まあ、どうでも良いんだけどな 今日は、入学式をして下校だ 終わったし、そろそろ家に帰るか 体育館を出て、校門に向かう 他の学年の先輩方は、学校終わりの訓練をやっていた 射撃部門、近接部門、防御部門のほかに色々な部門があるからその中でかなりのやり手が集まる部門が 能力部門 生まれつき、超人的能力を持った人達や超人的な スキルを持ったものがいける部門 10人に1人が入れるくらいの超難関部門だ 1年生も学校が始まれば部門に入らなくては、いけなくなるのだが、そこの部門は、選ばれた人しかいけない 他の部門でかなりの実績、成績を取れば選ばれたりもするらしい 俺は、いかない 行かないというよりかいけないが正しいか なぜって、言われると成績普通、スキル普通、ちなみにスキルというのは、戦闘スキルの事だ 何もかもが普通過ぎるのだが1つだけ異常に高いものがある。それは、創造のスキル 能力が無いものがどう戦うのかというと 創造兵器という科学によって作られた兵器である 創造が強いほど武器も強くなる そんなものだ 俺も部門を決めておかなくちゃなー バキン!!! 「ん?なんだ?今の音・・・ッ!?」 割れ目・・・なのか 割れ目から5体のモンスターが出てきた ゴブリンの様なものと触手な生えた化け物だった 学校は、悲鳴の嵐になった 「うぁぁぁぁぁ!!!!!!」 「きゃああああ!!!!」 突如、俺の前に出てきたモンスターは、近くにいた 俺を狙って襲ってきた やばい、逃げなくては! 俺は、走り出した とにかく全力でがむしゃらに 死にたくない、ただそれだけで 「うわっ!?」 石につまずき転び、地面に転がった 「う、うぅ・・・」 もう終わるのか?初日で死ぬのか? 死にたくない・・・ 死にたくない・・・ 触手の生えたモンスターは、触手を使い俺の首を絞めた 「あ、が・・・」 意識が遠くなる、もう無理なのか 本当に死ぬのか、何もないこの人生のまま、 死ぬのか… ゴブリンがハンマーを構え俺に殴り掛かろうとした 時だった 人とは思えない速度で俺の前に現れた その瞬間、モンスター達が全体ぶった切れた ばしゅゅゅ! 血が吹き出し、モンスター達が消えていく 俺の前に現れた人物は、黒い髪で目の色が赤い女子だった
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