第1章 想像

4/7
前へ
/7ページ
次へ
「・・・え?」 この化け物を一人で倒したのか? ま、まじでか・・・ やっぱりこの学校も充分やばいか・・・ 「悪い、助かった」 「弱いね、貴方、こんな奴ら程度大した事ないわ」 彼女は、俺をざげすむように言った 入学生にその言葉か 「貴方、何のためにここに来たの?」 彼女は、聞いた 「俺が死なないようにだ」 「・・・・・・・・・」 そう言うとどっかに行ってしまった あたりは、静かだったが次第にざわざわしてきた 俺の所に色々な先生が来た 多分、これから保健室行って手当だろう それから、事情聴取か どうやら、あのモンスターに触れた人間は、 毒が回るらしい、その毒を取り除く手当だろう くそ、全くついてないな 次の日 入学してからの初めての授業か これは、緊張すんな 俺は、いつもの通学路を辿りながらそんな事を 考える。あの女は、暗い奴だったな 校門を潜り、教室に向かう 1年の教室は、確か1階だったはずだ 廊下を歩きながら、自分の教室を探す 「1- B、1- B、ここか」 よし、入るか ここの学校は、過去に何かある奴がほとんどだから 結構怖いんだよなー、まあ、良いか、入ろう ガラガラ 教室に入ると普通の学校とは、大して変わっていなかった、なんだ普通じゃないか、怖がって損した~ 安心した気持ちで席に向かう 自分の席に座ると道具を出し、バックを横にかける 最初の印象大事だから、静かにしてるか 少し待っているとチャイムが鳴った それと、同時に先生が入ってきた どんな先生なんだ? ガラガラ 「これで全員か?よし、HRを始めるぞ」 良かった、これも普通の女の先生だ 見た目は、案外美人に近いがすごく美人とも言えない、でも、普通で助かった 「よし、まずは、自己紹介だ。私の名前は、 立花 振華だ。よろしく頼む」 ここも普通!!これは、案外、安定した生活が出来そうだな~、でも、なんか教官みたいで迫力があったな 「次は、お前らの方だ、名前と好きな事 それと・・・・・・ 自己紹介もやる事が普通だ、普通に済ませてはやく終わらせるか 「過去に何があったのか、を話してもらおう」 「・・・・は?」 何を言ってるんだ、この先生は、ここのムードを地獄の暗さにする気なのか?重いよ 「話す事によって、何のために来たか分かると言う事だ」
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加