大切な彼氏

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_私には。 とってもとっても大切な彼氏がいる。 そして、 とってもとっても可愛がってもらっている。 私より八つ年上のパティシエさん。 しかも店長っ。 出会いは私の働いているデパ地下全体の飲み会。 そこで、意気投合し仲良くなる。 家の方向が一緒だったから、よく一緒に帰ったりもした。 帰り道、途中でお茶したり、ご飯食べたりもして。 康平という名前だったから、私はいつも(康ちゃん康ちゃん)と呼んでいた。 さわやか知的系で包容力がある癒し系。 笑った顔がかわいすぎて、つい抱きつきたくなる。 このとき既に私は恋におちていた。 私はすぐに人を好きになるタイプではないけれど、好きになったら全力投球タイプで。
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