*one-sided love*

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ちょっと焼けたなと思いながら見ていると 「おい、聞いてる?」 と首を傾げてこちらを覗き込んできた。 至近距離で彼の顔がわたしの瞳に飛び込んできてドキッとする。 「聞いてる聞いてる! Tシャツでしょ?人身事故で電車止まってて二駅走って来たの!あっつーい」 「マジか。そりゃご苦労さん」 頭をポンッと触られ更にドキッとした。
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