小さな嫉妬の代償

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「 ………っ、んっ……宏実、さん?」 生暖かい感触がして、背筋がゾクゾクする。 態勢からして起き上がろうにも、力が入らない。 こうなる前の会話を思い返しても、 今の状況を説明できる答えは、出てこない。 この状況はどうしたものか。 このままじゃ、なんか色々とマズい。 考えてる間にも、うなじから首筋と耳の間辺りに 舌が這ってきて、ものすごくゾワゾワする。
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