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「 されるのもいいんですけど、私はもっと、宏実さんの可愛い所見たいです。」
「 なっ!」
途端に顔を真っ赤に染める宏実さん。
可愛いー
照れて俯く宏実さんをギューッと抱き締める。
「 宏実さんっ、大好きです」
「 ッ、……私も、莉那の事大好きだよ 」
「 私も、莉那の可愛い所見たいから、たまになら……」
「 やった♪」
急にテンションが上がる私。
喜ぶ私を、宏実さんは複雑な表情で見つめていた。
小さな嫉妬の代償~完~
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