小さな嫉妬の代償

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部屋着のショートパンツを脱がせる。 これで、宏実さんの身に付けるものはショーツのみになった。 ……うわぁ 色白の肌がほんのりとピンクに染まって、 綺麗過ぎて、エロ過ぎて、なんかヤバい。 ぶわっと頬が熱くなるのを感じた。 滑らかな肌に目が釘付けになる。 「……宏実さん、可愛い」 「か、可愛くないからっ。 もう、恥ずかしいからあんまり見ないで」 だって可愛いものは可愛い。言わずにいられるもんか。宏実さんの体に釘付けになった目線を無理矢理外して、宏実さんの方を見ると、真っ赤な顔を手で隠していた。 照れてる所も可愛いなぁ、なんて思いつつ、ゆっくりと脇腹の柔らかい部分を指先でなぞる。身を屈めて肋骨の辺りに舌を這わせて、ちゅっと吸い付きながら少しずつ上に上がっていく。 「んっ」 胸の膨らみを両手で柔らかく包み込むと、宏実さんが息を呑むのが聞こえた。
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